「一人旅」のすすめ または「お一人様」のすすめ
こんにちわ ファンクです。
「一人旅」やいわゆる「お一人様」はわりとメリットあるかもです。
あくまで僕が、今までの経験から感じたことを話していきたいと思います。
いつもなにかと一人でさみしい方、逆に大勢とつるんでいるけど、なにかが満たされない方、一読してもらい何かを感じとってもらえたら幸いです。
みなさん、一人旅の経験はありますか?
一人旅っていうほど大げさでなくてもかまいません。
一人で映画館に映画を観に行ったことでも、一人でファミレスに晩メシ食べに行ったことでもOKです。
以前は、いわゆる「お一人様」ってなにかと抵抗があったかと思われますが、現在では結構な確率で「お一人様」を見かけるようになりました。
ヒトカラ(一人カラオケ)なんて言葉を聞くようになったのも、つい最近のことです。
かく言う僕もどちらかというと一人で行動する機会の方が、だんぜん多くなったように思います。
たまに誰かとメシ行くとしたらほぼ家族とです。
子どもも、一人暮らししている大学生の息子以外は結婚して別世帯になっているので、家にいるのは妻と母親だけです。
友だちとも昔のようにそうそう付き合いがあるわけでもないし、職場の人間とはそれ以上に付き合いはありません。
ということで普段は、基本的に一人旅ならぬ単独行動が当たり前になっています。
「一人旅」のメリット
-
行きたいところへ自分だけの判断で行ける。
-
一人だから誰にも遠慮無く、行き先を変更できる。
-
人と行動や時間をあわせなくてもよい。
-
帰りたいときにいつでも帰れる。
-
寄ってみたいと思った場所にすぐ寄れる。
-
一人なので割り勘とかなく、金銭上で人ともめることがない。
-
最悪、行かなくても誰にも迷惑かけないし文句いってくるやつもいない。
・・・・・・・etc
最後とか最悪だけど最高のメリットですね(^_^;
「お一人様」のメリット
基本的には一人旅のメリットと同じですが、カラオケや食事など旅というほどのものでない場合を想定します。
-
歌う順番を待たなくていい。カラオケ
-
選曲が人とかぶる心配も、かぶられる心配もない。カラオケ
-
人に無理して拍手したり、盛り上げる必要もない。カラオケ
-
人に気をつかわなくていいし、自分にも気をつかわれない。カラオケ・食事
-
人気のラーメン屋さんが行列になってても、カウンターだからすぐ順番がまわってくる。
-
帰りたいと思ったときにすぐ帰れる。カラオケ他
・・・・・・・etc
「一人旅」と「お一人様」のデメリット
メリットを出したので今度はデメリットですね。
デメリットの方は「一人旅」と「お一人様」まとめますね。
-
単純にさみしい。
-
盛り上がらない。
-
一緒に感動したり喜んだりできない。
-
とはいえ一人だと周りの目が気になる。
-
怪我とか急病のとき、一人で周りに誰もいない場合困る
-
料理によっては一人では多すぎるときがある。
・・・・・・・etc
といくらかメリットの方にひいき目ですが、こんなところでしょう。
ここで僕が少し前に体験した「お一人様」体験を軽くお話します。
それは2017年の秋冬のころでした。
当時働いていた工場の出向で、同僚数人と京都の関連工場に行ったときのことです。
全員、工場の近くにある地元の民宿にぶちこめられ一部屋に二人という、この歳であまり経験しない環境で二ヶ月ほど働きました。
朝昼晩と食事だけは、きちんと会社から出されてたんでその心配はなかったんですが、やっぱり自分の家と同じというわけにはいかず、ストレスがなかったと言えば嘘になります。
はじめのころ、右も左もわからない、はじめての土地でつい元々の同僚とつるんでしまいがちになってました。
ただ、一週間目と二週間目の休日に、みんなと一緒に遊びに出かけたのを最後に、残りの休日はすべて自分ひとりでの行動となりました。
少人数とはいえ団体行動上、なにかと不満もあったからです。
おかけで京都の行きたい観光地はすべて自由に行くことができ、ちがう週には大阪でお好み焼き食べたり、岐阜にも行くことができました。
スマホがあれば、欲しい情報はゲットできるし、どうしてもわからないときは、地元の人に聞けば大抵のことはわかります。
そのときは自由による解放感で、さみしさはまったく感じませんでした。
むしろ前述したメリットの方を、おおいに実感できたものです。
ひとりで歩く嵐山なんかめっちゃ素敵でしたよ。
もちろん、友だちと一緒にお店で飲むお酒や、恋人と行く旅行も素晴らしい思い出をつくることにはちがいないでしょう。
ただそれ以上に一人でなにかをするということは、また、ちがった世界をあなたに見せてくれるのも、まちがいのない事実だと言えるのです。
少し、おためごかしかもしれませんが、ビジネスにも同じことが言えます。
仲間がいることは確かに素晴らしいし、お互い力になることだと思います。
でも結局は自分次第なのです。
僕が決めて僕が動く。
誰のせいにもしないし、誰からも束縛されない。
そういう覚悟を持った上で、人との関係を築いていくのならそれはそれで意味のあることだと思います。
さて最後に超有名な、一人旅の達人ともいえる人物の台詞をお借りして締めるとします。
フーテンの寅(男はつらいよ)
寂しさなんてのはなぁ、歩いているうちに風が吹き飛ばしてくれらぁ。
見知らぬ土地を旅してる間にゃ、そりゃ人に言えねぇ苦労があるのよ。
旅というものはな、行き先を決めてから出かける、というもんじゃねぇんだよ。
スナフキン(ムーミン)
孤独になるには、旅に出るのがいちばんさ。
だめだよ。僕は孤独になりたいんだ。来年の春、また会おう。
長い旅行に必要なのは、大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ。
僕は物心がついたときからたった一人で旅を続けてきた。
多分、これからもそうするだろう。それが、僕にとっては自然なことなんだ。
こんどは「旅」と「旅行」のちがいなんか話せたらいいですね。
ではまた(^▽^)/