funkcore7’s blog

僕ファンクが気になっているもの、みなさんのためになるもの...etcを話していきたいと思っています。宜しくお願い致します。

LPレコードを復活させよう!

こんにちは ファンクです。

ずっと本棚の奥に閉まっていたLPレコードを取り出すことになりました。
理由はデジタルデータにおとして友人に送るため。
このプレーヤーはパイオニアのPLX-500。
USBでPCに直接つなぐことができ、対応アプリさえあればそのまま録音できるという優れもの。
写真はもはや懐メロなスネークマンショーのラストアルバム「戦争反対」とPLX-500。
懐かしい人もいるのではないでしょうか。

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PLX-500とスネークマンショーのラストアルバム「戦争反対」

写真のようにUSBで直接パソコンとつなぐことができるのです。
これは非常に便利でしかもむずかしい設定はなにひとついりません。
ただし接続部分横のPHONOとLINEの切り替えだけは注意すること。
PHONOがつないだステレオアンプから音を出すとき、LINEがパソコンにつないで録音するときと覚えてください。
(それとこれは内緒なんですが、このプレーヤーいわゆるステレオセットとかなくてもパソコンさえあれば単体で音聴けますよ。この意味わかります?あ、パイオニアさんにはくれぐれも内緒ですよ)
あとレコードの回転速度の微調整とかもできますが、通常ではあまり使用しないでしょう。
ただ本来のこのプレーヤーの使用時にはその機能が重要となるのですが今回は割愛させていただきます。
ヒントはDJ用ターンテーブルとしてのPLX-500です。

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本体後ろのUSB接続部分

今回はMacにつないでLogicアプリで録音することにしました。
Win用の無料アプリも別商品ですがありますのでWinのユーザーの方はそちらを使ってみてください。
さて録音してみてその音のクオリティも操作のしやすさ(これはアプリにもよりますが)もまったく問題なしでした。
出だしの音を切らさないため、Logicの録音ボタンを先に押してレコードの針を落とす方がよいでしょう。
あとでLogicの編集機能を使い針がおちた瞬間の雑音だけ消せるので問題なしです(⌒∇⌒)

 

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MacにつないでLogicアプリで録音

さてPLX-500には一般的なオーディオプレーヤーにはあまり見かけない機能がついています。
それが「TEMPOスライダー」です。これを前後にスライドさせることにより回転数の微調整が効き、いわゆるDJによるダブルターンテーブル使用時の曲間のつなぎに威力を発揮するのです。
これこそが、かの有名なDJターンテーブルの名機Technics「SL-1200」と同じ機能であり、もちろんPLX-500もやはりDJ用に創られたターンテーブルなのであります。
ちょっと熱くなりましたが今回はあくまで家庭用レコードプレーヤーとしてのレビューなのでこのくらいで(;^_^A

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TEMPOスライダー

さてオーディオプレーヤーとしてのPLX-500の機能で忘れてならないスゴイ機能がひとつ。それは78回転のSPレコードが再生できるということです。
今の若い人はさすがにSPレコードの存在は知らないと思いますがずっと昔はそれが普通でした。
とはいえ残念ながら僕も手にしたことはまだ一度もないのですが・・・(;^ω^)
で、この機能があるとなぜスゴイのか?
それは「再生できないレコードはこの世に無い!」ということなのです。
それがって思われるかもしれませんがこれはけっこうスゴイことなのです。
操作は簡単。33回転と45回転のスイッチを同時に押すだけです。
見たままですねw

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78回転のSPレコードも再生できる!

さてPLX-500の本体重量は10.7kg。昨今の小さく軽いガジェットの中ではひときわ重いものとなります。
これは本来の使用目的であるDJターンテーブルとしての使用時、DJの激しいプレイにも耐えるためです。
そして一方では、この重さが振動を嫌うアナログレコードプレーヤーとしては最も重要なファクターとなっているのです。

まだこのプレーヤーの魅力のほんの一部しかお話していませんが、これからも大事に使っていきたいと思います。
また参考までに僕がこのプレーヤーを2018年の1月に買ったんですがその時の価格が39,800円(当時の税込価格)でした。
先ほどAmazonにのぞきにいったら40,825円でしかも一時的ですが品切れでした。
当時まてばもっと安くなるかもと思いましたが待たなくてよかった(´;ω;`)ウゥゥ
今はゆっくりコーヒーでも飲みながら、昔買った愛蔵盤を聴くのが楽しみのひとつとなっています。

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重量感ある躯体