funkcore7’s blog

僕ファンクが気になっているもの、みなさんのためになるもの...etcを話していきたいと思っています。宜しくお願い致します。

なぜ、あなたはそれを買ったのか? 物を買うには理由がある

こんにちわ ファンクです。

 

今回は商売の話をします。

なんだ、商売人の話か、そんな話聞いてなんになるの?

おれには関係ないな

と思われる方もいると思いますが、これは買う立場のみなさんにも関係あると思える話なので、最後までお付き合いください。

 

さて、あなたはその商品を買うとき、なにが決めてになってますか。

  • 機能?
  • それともデザイン?
  • やはり価格?

人は買い物をするとき、無意識に脳内であらゆる情報を集め、秒速で取捨選択しているといわれます。

 

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「買い物なんて、あまり何も考えずにしてるよ」という人も気づいてないだけで頭では計算しているのです。

計算と言っても、額面通りの金額の計算から、これは今必要かな不必要かな、この前のお中元はビールだったからこんどは何にしようか?などの計算もあります。

とはいえ、やっぱり値段は最も重要なファクターであることは間違いないはずです。

 

小規模ながらネット物販をやっているんですが、悩みのひとつに値付けがあります。

つまり高くつけすぎたら売れないし、安くつけすぎたら売れても利益がとれない。

当たり前のことなんですが商売である以上、やはり利益は少しでもとりたいというのが正直なところです。

では、一方買ってくれる立場のお客さんはどうか?

 

一円でも安く買いたい。
高くても自分にとって価値あるものなら買う。

一見、2つの項目はまったくの正反対のことのようですが、その大元は同じなのです。

つまりそのお客さんにとって、それを買う理由があるか?

ということなのです。

一方では、「少しでもお得な買い物をし家計の負担を減らしたい」という理由によってそれが売れたわけです。

その一方「自分にとって本当に価値あるものなら買ってもいい。それでより人生が豊かになるのならむしろ安いくらいだ」という理由で売れたわけです。

つまり、買い物だけでなく人が動くときは、大なり小なり理由があるということなのです。

つまり、商売人にとって売れるか売れないかは、お客さんから見てその商品を買う理由があるのか、ないのかと切っても切れない関係にあるということです。

 

人の心を数字に繋ぎ止める「アンカリング効果」

 

「人は無意識に最初に見せられた数字に大きく影響される」

これはみなさんが知らない間にいろいろなところで応用されています。

「さてこの商品いつもだったら10万円もする商品です。

今回このテレビをご視聴のみなさんだけにお得な情報があります。

今から30分だけこの価格から半額の5万円!下取りがあれば、らさらに1万円値引き致します!」

 

どうですか?似たような台詞どこかで聞いたことありませんか?

仮にですよ、本当はその商品の値段がもともと4万だったとしても、つい買ってしまいそうな気がしませんか?

僕はこれで健康器具を買ってしまった過去があります(^_^;

 

パッケージング 価値の置き換え

 

さて、話変わって、あなたは「東京水」をご存知ですか?

これは、東京都水道局が販売しているペットボトルに入っているお水なんです。

「東京水」は、500ml 103円(税込)

東京都庁展望室売店上野恩賜公園パークス上野、東京体育館THE SQUARE、東京ビックサイトサービスコーナー、東京駅東京みやげセンターなどで販売されています。

箱単位で通信販売もされているようです。

一方、東京の水道代は一般家庭の一ヶ月平均で千円ちょっとらしいです。ちがってたらごめんなさい。

つまり、ただとは言いませんが、あの水道水がペットボトルに充填されおみやげとして販売されると100円で売れるのです。

生活必需品の水が、贈答用(お土産)のお水になると別の価値が生まれ、それが商売となるのです。

 

商売、値段の話はまだまだつきないんですが、今回はこれくらいにしときます。

ふだん、何気なく買い物している裏側には、売り手側の思惑があります。

それを少し考えてみると、自分にとって本当に意味のあるお買い物ができる日がやってきますよ。

消費者にとっては「お買い物」売り手にとっては「商売」と立場によって言葉もちがいます。

お互いの立場を尊重して、よりよいお買い物を楽しみましょう(*^_^*)

 

ではまた(^▽^)/