飲む方法。ビール編
こんにちわ ファンクです。
今回はビール大好きな僕が、エッセイぽくビールの話をしてみたいと思います。いつもより話が長くなってしまってますが、最後まで読んでもらえたら嬉しいかもです(*^_^*)
飲むときはまず何から飲み始めるか決めなければならない。
普通は「とりあえずビール」というのが定番だ。
夏ならなおのこと、その傾向は強くなる。
すっきりとした飲み口が夏にはよくあう。
ただ、平日の晩酌程度なら缶ビール一本で止めておく方が無難だろう。
翌日の起床に弊害が出るほど、飲み続けてはならない。
ほとんどの人は、起床すればその後、会社への出勤が待ち受けているからだ。
交通機関を利用するならまだ救いがあるが、自家用車なら絶対に避けなければならない。
なぜなら、起床に弊害がでてる時点で「二日酔い」であることはほぼ間違いないからだ。
話を「とりあえずビール」にもどそう。
ビールには、ざっくりわけると熱処理を施したビールと、熱処理を施してない生ビールの二種類がある。
もちろん専門的にビールを分類すると、もっと細かい話になるのだが今回は止めておこう。
ビールの気が抜けてしまうからね。(本当は知識不足なだけという説もある)
ところでお店などで出される生ビールと瓶ビール、もしくは家で飲む缶ビールの中身は同じであることは周知の事実だ。
容器の違いとそそぎ方の違いがあるだけだ。
僕の母は、外食に連れて行ったら必ず生ビールを頼む。
そのたびに同じだよと説明しても、理解を得ることはない。
もちろん、好きなものを頼むのにそんなこと関係ないのであるが。
さて、今回は設定を一般家庭にするので「缶ビール」にしよう。
そして、紙面?の都合上、ひとり飲みでの設定とする。
当たり前ではあるが、ビールを飲む数時間前には、しっかり冷やすことが最優先事項である。冷やすには冷蔵庫が一般的であるが、氷水につけ置くのも風情があってよい。
万が一冷やすのを忘れていた場合、氷水の中で軽く回してやると短時間で冷やすことができる。冷凍庫という手もあるが氷水回転には負ける。それに冷凍庫に入れたまま何かの理由で忘れてしまうと大変なこととなる。膨張し破裂する危険があるのだ。
飲み始める前に風呂に入っておくことも大切である。
飲む直前なら、なおのことよい。
「風呂上がりの一杯」はいつの時代も格別だ。
冷蔵庫から取り出したら、いよいよ飲めることとなる。
目の前にあるのはキンキンに冷えたビールだ。迷うことなどあろうはずがない。
あとは飲むだけだ。あ、ぁあ・・・またパソコンに向かうのか???
今はそんなものどうでもいいだろぉおう!・・・仕方ない、続きを書くとするか。
まず缶ビールを飲むには、缶上部にあるプルタブに指をかけ引っぱり上げなければならない。
このとき、使用する指は人によってさまざまであるが、普通は人差し指がよく使われる。
親指では、プルタブと缶の隙間に指を入れるのに難がある。
小指では力が入りにくく、くすり指でも心細い。中指ではあまり行儀がよくない。
さて、無事プルタブを開けた後は、そのまま口につけるかコップに注ぐかするわけだが、せっかくなのでコップに注ぐことにしよう。
コップはなにも高級ブランドである必要はない。
まちがってもバカラなどの超高級ブランドを使うべきではない。
もしも割ってしまったら大変だ。
直ちに証拠隠滅しなければならない。
でないと嫁からなんと言われるか!覚悟しなげればならない。
よって万が一、割ってしまっても大丈夫なものを使うべきだ。
そのかわり、安いコップでいいから良く洗っておくことが大事である。
汚れていたり、くすんでいたりではせっかくの味が台無しである。
もちろん透明度はバカラに及ばないであろう。それでもきちんと洗ってやれば、それなりの透明さを発揮するはずである。
まず、利き手とは逆の手でコップをつかみ、利き手で缶を持ち、注いでいく。
このとき、少しコップを傾けるのが一般的である。
またテーブルにコップを置いたまま、注いでもでもよい。
この場合、とうぜんコップはまっすぐである。これは次におこなうことに都合がよい。
それはコップと缶の距離を好きに調整できるということである。
左手にコップ、右手に缶ではその距離は各人の腕の長さによってしまう。
さて、ではコップと缶の距離が何に関係するのだろう。
実はビールをそそぐとき、ある程度の高さから少しずつ注ぐと、ほどよい泡立ちとなり、味がまろやかになるのだ。それこそサーバーから注がれた生ビールと変わらぬ美味しさである。
もちろん高ければ高いほどいいというわけではない。
コップの上部と缶の飲み口まで、高くても20cmもあれば十分だろう。30cm以上になれば場合によっては的を外すかもしれない。1m以上になればコップに注げる確率はかなり低くなる。5mともなればそれは神業に等しくなる。10m、30mと高くなればなるほど注ぎ入れることはほぼ不可能だ。
100mともなれば・・・・こうなると注ぐことより100m地点にいくこと自体が至難の業になってしまう。
無事注ぐことができたら次はいよいよ飲めるのだが、次こそ時間がない。
あわてふためく必要はないが、そのままいつまでもほっとくわけにはいかない。
とはいえ、いい大人なのだから落ち着いて飲み始めるべきである。
ビールはこの最初のひと口が旨い。
より旨さを味わうには、風呂あがりは当然だが、ビールに口をつけるまで他の飲み物を飲まないことも大事である。
極論だが、刑務所等の施設に何年か入ると、なおビールの旨さが際立つかもしれない。これはできる人が限定されるだろうが勇気のある人は一度やってみたらいい。
その際、刑務所は網走ならなおのこと良い。夕張にひとり残した女房などいれば最高である。そして、数年のおつとめを終えたら、なんのへんてつもない街の食堂にふらりと立ち寄ろう。
そこで数年ぶりに口にするビールは、生涯、忘れられない味となるだろう。
とはいえ飲み始めたら、あとは好きに飲めばいい。ひとり飲みにルールはない。
いかがでしたでしょうか?
あなたも飲みたくなってきたでしょうか?
さて、僕もそろそろ2缶目を開けるとしましょうか(^_^;
ではまた(^▽^)/